蜂の子はローヤルゼリーやプロポリスとどう違う?

蜂の子はローヤルゼリーやプロポリスとどう違う?

 

蜂の子は蜂由来の健康食品です。ですが、同じ蜂由来のものでもローヤルゼリーやプロポリスに比べると少しマイナーかもしれませんね。それぞれ特徴が違いますので、どれがいいというのは一概に言えません。

 

蜂の子にはどんな栄養分が含まれていて、ローヤルゼリーやプロポリスとはどう違うのか、見ていきましょう。

蜂の子とローヤルゼリー、プロポリスの違い

まずはそれぞれがどういったもの何か簡単に見てみましょう。

蜂の子とは?

蜂の子とは

 

蜂の子は文字通り蜂の子ども、幼虫やさなぎのことです。蜜蜂だけでなく、スズメバチなどほかの蜂の幼虫やさなぎを指すこともあります。昔から山間部などで貴重なタンパク源として重宝されていました。中国では漢方薬などに使用され、日本でも長野県、岐阜県、山梨県、栃木県などで食べられています。昔はそのまま料理に使われていましたが、最近では健康食品としてサプリメントなどで摂取する人が多いです。

 

蜂の子にはたんぱく質、脂質、炭水化物を豊富に含み、ビタミン、ミネラルなども含まれています。ひとつの生物をまるまるいただくのでバランスよく栄養を摂取することが出来ます。

 

とくにアミノ酸の含有量が高く、体力の増強、免疫力の向上、耳鳴りの改善などに効果が期待できます。

 

参照元:wikipedia

ローヤルゼリーとは?

ローヤルゼリーとは

 

ローヤルゼリーは、女王蜂だけが食べる特別なエサのことです。蜜蜂が集めた花粉や樹液を体内の分泌液と合成して作られています。

 

女王蜂は特別な蜂ですが、生まれたときは他の働き蜂と全く違いがないんです。ですが女王蜂は働き蜂と比2~3倍大きくなり、30~40倍長生きします。そして毎日1,500個もの卵を生涯産み続けるのです。その違いはエサだけです。女王蜂は生涯ローヤルゼリーだけを食べ続けます。ローヤルゼリーにはそのパワーの源が詰まっているということなんです。

 

ローヤルゼリーは

  • 水分:65%
  • アミノ酸(たんぱく質):約13%
  • 炭水化物:約15%
  • 脂質:約3%
  • その他の成分:約4%

という構成で出来ています。人の体の中で合成することが出来ない必須アミノ酸を含み、アミノ酸スコアが高い良質なタンパク質です。他にもローヤルゼリーだけに含まれる特有の成分デセン酸やビタミン、ミネラルが含まれています。これだけ栄養価が高いので私たちが摂取してもさまざまな健康効果が期待できます。

 

デセン酸は女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするといわれていて、女性特有のお悩みに効果が期待できます。

 

参照元:wikipedia

プロポリスとは?

プロポリスとは

 

プロポリスは蜜蜂が集めた樹液や植物の新芽、樹脂(ヤニ)などを原料に体内で合成したものです。植物には傷ついた幹を修復したり、目を保護したりする働きがあるため、抗菌・殺菌作用があります。蜜蜂はこれを巣の入り口や壁、すきまなどに塗ってウイルスやばい菌から巣を守っています。プロポリスの語源はラテン語のPRO(前)、ギリシャ語のPOLIS(都市)です。都市へ敵が侵入するのを防ぐ城壁という意味があります。

 

プロポリスには15種類の活性成分が含まれています。中でも多く含まれえるのは「アルテピリンC」や桂皮誘導体の「P-クマル酸」「バッカリン」などの成分です。これらの細分に抗菌作用や活性酸素の除去などの効果があることが分かっています。その他、ビタミン、ミネラルも含まれます。

 

抗菌、殺菌作用に優れているため、私たちが摂取すると風邪やインフルエンザ、生活習慣病などの予防、花粉症やアレルギーの改善効果が期待できます。

 

参照元:wikipedia

 

つまりまとめますと以下のようになります。

 

  概要 特徴 期待される効果 価格帯
蜂の子 蜂の幼虫やさなぎ アミノ酸の量が多い 体力の増強、免疫力のアップ、耳鳴りの改善などに役立つ

1,000円から10,000円を超えるものまで幅広い

ローヤルゼリー 女王蜂のための特別なエサ 特有成分デセン酸を含む・アミノ酸スコアが高い 更年期障害の緩和、生理痛や生理不順の改善、不妊の改善、自律神経を整えるなど

3,000円前後から(生のものは高い)

プロポリス 巣を外敵から守るためのもの アルテピリンC,桂皮誘導体などを含み抗菌、殺菌作用がある 風邪やインフルエンザの予防、花粉症やアレルギーの改善に役立つ

5,000円前後の商品が多い(この4つの中では最も希少で高価)

価格帯は参考値です。商品の品質、量によって大きく変わるため実際の商品で確認してください。

どれも健康にいいものではありますが、期待できる効能は異なります。どれが一番自分に合っているのかよく考えて選んでみてください。

蜂の子に含まれるアミノ酸の量は?

蜂の子の栄養素で最も注目したいのがアミノ酸です。ローヤルゼリーもアミノ酸が豊富ということで知られていますが、実際どっちが多いのでしょうか。

 

<アミノ酸の種類>
蜂の子:9種の必須アミノ酸を含む合計19種類のアミノ酸
ローヤルゼリー:9種の必須アミノ酸を含む24種類のアミノ酸

 

<アミノ酸の量>
蜂の子:100gあたり約8.16g ※1
ローヤルゼリー:100gあたり約13g ※2

 

実はアミノ酸の種類も、量もローヤルゼリーの方が多いということが分かりました。そのため豊富なアミノ酸をしっかり摂りたいならローヤルゼリーの方が合っているということになりますね。

 

蜂の子に含まれていてローヤルゼリーは含まれない成分には脂肪酸があります。リノール酸、リノレン酸という必須脂肪酸も含んでいます。

 

期待できる働きであれば、蜂の子は耳鳴りの改善効果も認められているため、耳鳴りに悩んでいる人に特におすすめです。また、ローヤルゼリーより蜂の子の方が比較的価格が安いので続けやすいというメリットもあります。

まとめ

蜂由来の健康食品には以下のような違いがあります。

 

<蜂の子>

  1. 蜂の幼虫やさなぎ
  2. アミノ酸の量が多い
  3. 体力の増強、免疫力のアップ、耳鳴りの改善などに役立つ

 

<ローヤルゼリー>

  1. 女王蜂のための特別なエサ
  2. 特有成分デセン酸を含む・アミノ酸スコアが高い
  3. 更年期障害の緩和、生理痛や生理不順の改善、不妊の改善、自律神経を整えるなど

 

<プロポリス>

  1. 巣を外敵から守るためのもの
  2. アルテピリンC,桂皮誘導体などを含む
  3. 風邪やインフルエンザの予防改善、アレルギー症状の緩和、生活習慣病の予防など

 

蜂の子はローヤルゼリーと比べられることが多いですが、実はローヤルゼリーの方がアミノ酸の量も種類も多いということが分かりました。毎日の健康のためであれば蜂の子よりローヤルゼリーが向いているかもしれません。

 

ですが、蜂の子は耳鳴りの改善効果が期待できるので耳鳴りに悩んでいる人は蜂の子を選ぶといいでしょう。